レイズが首位に0.5ゲーム差 戦列復帰の澤村は1回無失点

【レッドソックス3-7レイズ】@トロピカーナ・フィールド

ア・リーグ東部地区で首位から1.5ゲーム差の2位につけるレイズは、今日から本拠地トロピカーナ・フィールドで首位レッドソックスとの3連戦。その初戦は3本塁打などで4回までに6点を奪い、7対3で快勝した。この結果、レイズは首位レッドソックスまで0.5ゲーム差に接近。レイズ先発のジョシュ・フレミングが5回8安打3失点で8勝目(5敗)をマークし、レッドソックス先発のマーティン・ペレスは4回7安打6失点で7敗目(7勝)を喫した。

レイズは初回にヤンディ・ディアスの7号2ランで先制。3回裏にはワンダー・フランコの2点タイムリー二塁打でリードを4点に広げた。4回表にフレミングが2本のタイムリーで2点を失ったが、4回裏にマイク・ズニーノの20号ソロとランディ・アロザレーナの14号ソロで2点を追加。5回表にハンター・レンフローのタイムリー二塁打で1点を返されたが、5回裏に三塁打を放ったフランコが暴投で生還し、再び4点リードとなった。

右上腕三頭筋の炎症による故障者リスト入りから戦列復帰を果たしたレッドソックスの澤村拓一は、4点ビハインドの7回裏に3番手として登板。先頭打者に四球を与えたあと、ディアスに二塁打を浴びたが、9-6-2の中継プレーで一塁走者の生還を阻止した味方の守備に助けられた。フランコをセカンドゴロに打ち取って二死3塁となったあと、ブランドン・ラウを申告敬遠で歩かせ、マニュエル・マーゴを空振り三振に仕留めてピンチを脱出。不安定な内容ではあったものの、戦列復帰初戦を無失点で終え、今季の防御率は2.79となった。

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