木下百花、新曲のタイトルは「えっちなこと」ツアーファイナルで発表!

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先日EP「また明日」をリリースした木下百花が、そのEPを提げた東名阪ツアーを行い、7月29日に渋谷CLUB QUATTROでツアーファイナルを迎えた。今回のツアーのコンセプトは、木下自身が「今、聴きたい・観たいアーティスト」をゲストに迎える対バン形式になっている。

7月17日名古屋では結成20周年を迎えた3ピースバンド「Analogfish」、7月18日 大阪では<N'夙川 BOYS>のメンバーで結成した「リンダ&マーヤ」と一緒にツアーを盛り上げた。

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ツアーファイナルの東京では、今しなやかに旋風を巻き起こし躍進中の3ピースバンド「羊文学」が登場。そのステージは注目を集める理由がひと目で理解出来てしまうような、柔らかくも鋭い感性で心に寄り添い突き刺さる歌を、繊細で重厚なサウンドにのせ、美しさを纏った音楽が辺りを包む。

続いて、木下百花が浴衣姿で登場。待っていましたと言わんばかりの歓声に似た拍手が沸き起こる。オンステージで木下のサウンドを支えるサポートメンバーも浴衣や甚平姿と和装で登場し、視覚的にも夏を体感する。

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EP「また明日」のリリースツアーにつき、その収録曲を中心に全10曲で構成され、また自身の人気曲でもある「ダンスナンバー」や「アイドルに殺される」も歌唱。MCでは「マスク越しでもみんなの笑顔が伝わってくる。それで元気をもらえます。」と話し、約1時間の木下ワールド全開のステージで来場者を魅了していた。

「新曲持ってきましたー!」の言葉と共にファンに伝えたタイトルは「えっちなこと」。今では全くと言っていいほど面影がないが、4年前まで在籍していたNMB48時代を彷彿させるようなダンスと衣装でファンを大いに盛り上げていた。この楽曲のサウンドプロデュースは、ノーナ・リーヴスのギター奥田健介。

自身が影響を受けた岡村靖幸や小倉優子のテイストを取り入れ、木下百花流「萌えキュン

POP」に仕上がっている。この「えっちなこと」が7月30日にデジタルシングルとしてリリースされ、Music Videoは同日21:00に自身のYouTube Channelで解禁することが発表された。

そして秋には弾き語りライブの開催と、ファンには嬉しい発表が続いた。誰もが知るアイドルグループNMB48メンバーとして約6年、卒業後はシンガーソングライターとして約2年活動してきた木下百花。

そのビジュアルや言動で異端児として見られることが多い彼女だが、生み出す歌詞やメロディーは繊細でありがならも真っ直ぐで偽りのない音楽が紡ぎ出されている。そんな“偏見”という物に惑わされることなく、純粋な心で作り出す世界を覗いてみれば、今の荒んだ時代でもきっと心の安らぎを感じられるのではないだろうか。

Photo:Satoshi Hata

◆「えっちなこと」

Sound Producer:奥田健介(NONA REEVES/ZEUS)

作詞・作曲:木下百花

配信日:2021年7月30日(金)

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