レンジャーズ・ハイム 10年ぶり2試合連続サヨナラ弾

【マリナーズ3-4xレンジャーズ】@グローブライフ・フィールド

レンジャーズは2点ビハインドの9回裏に二者連続アーチで3点を奪い、連日の逆転サヨナラ勝ち。前日のヒーロー、ジョナ・ハイムがまたしても大仕事をやってのけた。前日の試合で10回裏の逆転サヨナラ2ランを含む2本塁打を放ったハイムは、9回裏にアンディ・イバニェスの3号2ランで3対3の同点に追いついた直後、二者連続アーチとなる8号ソロ。2試合連続サヨナラ弾は、2011年のアルバート・プーホルス以来10年ぶりの快挙となった。

試合は序盤からマリナーズのペースだった。2回表にジェイク・バウアーズのタイムリーとディラン・ムーアの押し出し四球で2点を先制し、先発のマルコ・ゴンザレスは2回裏一死1・3塁からデービッド・ダールの内野ゴロの間に1点を失ったものの、6回5安打1失点の好投。7回表にシーガーのタイムリーバント安打で1点を追加し、2点リードの7回裏は2番手ケーシー・サドラーが三者凡退、8回裏は3番手アンソニー・ミセビッチが無失点に抑えた。

しかし、レンジャーズは抑えとして出てきた4番手エリック・スワンソンを攻略。先頭のナサニエル・ロウがヒットで出塁すると、イバニェスが同点の3号2ラン、続くハイムが8号ソロを放ち、4対3で劇的な逆転サヨナラ勝ちを収めた。ハイムは今季8本塁打のうち4本がマリナーズ戦で放ったもの。20年ぶりのポストシーズン進出を目指すマリナーズは、またしても「マリナーズ・キラー」に打たれ、地区最下位のレンジャーズを相手に痛恨の2連敗となった。

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