糸魚川を代表する夏祭りをコロナ禍でも継承していこうと、形態を変えた「おまんたWEEK」として2年ぶりに実施した令和3年度(第45回)糸魚川おまんた祭り(同実行委員会主催)は7月31日、7日間の全日程を終え閉幕した。本来は「大市民流し」で踊り明かす夜に、市民メッセージを集めた横断幕が披露され、コロナ終息や来年の通常実施へ願いを共有した。
糸魚川駅日本海口ロータリーで午後7時から閉会式を実施。約60人が参集し、動画配信も行われた。
地元演歌歌手の石塚友和さん、糸魚川チアリーディングクラブ、ダンス・パフォーマンスのチームYが出演。石塚さんは生歌で「おまんた囃子」を熱唱した。期間中に募集した川柳や絵画の入賞作品が発表された。
夏休みイベント子どもらに人気 駅北地区
駅北地区では同日の日中、夏休みのイベントが行われた。本町通り商店街は歩行者天国を設置。金魚すくい、道路にチョークで落書きするコーナーなどが、子どもらの人気を集めた。親子3人で訪れた同市京ケ峰2の女性(36)は「なかなかイベントがなく、久しぶりで楽しい」と笑顔で話した。締めくくりのビンゴゲームは、大勢の参加と豪華景品で盛り上がった。
糸魚川広域商店街「日本海口まわーる」は期間中、夏のセールとスタンプラリーを実施。同日、スタンプ3個をフランクフルトやジュース、ビール、アイスと交換した。
駅北広場キターレには、横断幕に市民メッセージを書き込む仕上げのコーナーが設けられた。