伊集院光、東京五輪の野球競技について「どの試合が大事か分からない」

2日放送の『伊集院光 深夜の馬鹿力』(TBSラジオ)で、タレントの伊集院光が、東京五輪の野球競技の組み合わせシステムがいまいちわからないと語った。

番組では、東京五輪の野球の組み合わせについて伊集院が「オリンピックの野球のトーナメントを初めて見たんだけど、全然分かんないんだよ。この試合が何なのかが分からなくて、大事さが全然分かんない」と話した。

日本は初戦でドミニカ共和国に逆転サヨナラ勝利をし、白星発進となったが伊集院は「一番最初の試合が、すげぇ劇的な逆転勝ちだったんだけど、この試合、負けちゃダメなのかどうかが分かんないっていうか……」とコメント。「最初、予選みたいなのをやってたよね? 予選みたいなのをやってたけど、あの予選に関しては、1位から3位を決めるけど、勝とうが負けようが決勝トーナメントは出れるみたいな?」と試合数や日程の関係での有利不利はあるものの、結局全チーム決勝トーナメント出場できることについて言及した。

話は、競技の中継の様子に疑問は及び、伊集院は「各中継してる局からしてみたら、どの試合もすげぇ大事臭を出していかなきゃキツイじゃん?でいて、『あれ?これ負けちゃうかな』ってなった頃に、『まぁ、ここは負けても大丈夫なんですけどねぇ…』みたいな話が急に始まる傾向あるよねぇ? オリンピックとか、国際大会みたいなのあるよね。野球はそれがすごくて。野球好きだけど」と変則的な組み合わせで緊張感がいまいちないシーンが多いと指摘したのだった。

さらに、システムの関係で、同じ国の代表と何度も対戦する可能性もあるということで伊集院は「あのルールを全部把握してると、『戦略的にエースってどの試合で登板した方がいいの?』みたいのもよく分かんないんだ」と投手起用の疑問点についても語ったのだった。

© 株式会社ジェイプレス社