シニアの認知機能、eスポーツで活性化 9、10月体験会 横浜・みどりアートパーク

健康増進やゲーム対戦を通じた人との交流促進でも注目されるeスポーツ(イメージ)

 コンピューターゲームの腕を競うeスポーツ(エレクトロニック・スポーツ)の体験会が9月16日と10月14日、横浜市緑区のみどりアートパーク(緑区民文化センター)で開かれる。ゲームを通じて認知機能向上や健康増進を目指す。

 体験会では、講師が初心者向けにゲームの効果や機器の操作方法、対戦のやり方を説明。競技などで使われているゲームを楽しむ。

 eスポーツの普及に取り組む共同通信デジタル(東京都港区)と、神奈川新聞社(横浜市中区)、同パークが連携して実施する。

 プロプレーヤーが誕生するなど若い世代に人気のeスポーツは、シニアの健康増進やゲーム対戦を通じた交流促進など福祉の分野でも注目されている。

 共同通信デジタルによると、理解・判断・予測などの情報処理が素早くなり、注意力や記憶力の向上も期待できるという。

 対象はコンピューターゲームに関心のある50歳以上の男女。体験会は両日とも午前10時半からと午後1時半からの2回開催。参加費千円。11月に全4回の連続講座を予定。問い合わせ・申し込みは、同パーク電話045(986)2441。

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