ウィーザーがメタリカの「Enter Sandman」を公式カバー

Photo: John Medina/Getty Images

メタリカ(Metallica)は、1991年に発売した5枚目のスタジオ・アルバム『Metallica』こと通称『ブラック・アルバム / The Black Album』発売30周年記念として9月10日に最新リマスター版が数タイプで発売する。

これにあわせて10月1日に全53曲、4枚組CDとして発売されるカバー・アルバム「The Metallica Blacklist(メタリカ・ブラックリスト)』から、ウィーザーによる「Enter Sandman」が公開となった。

<動画:Weezer – “Enter Sandman” from The Metallica Blacklist>

2021年は、メタリカにとってノスタルジーだけではない。ギタリストのカーク・ハメットは、2016年に発売された『Hardwired… to Self-Destruct』に続く11枚目のスタジオ・アルバムで、分裂した地球を癒すことも目指しているとClassic Rockの独占取材に語っている。

「メタリカは常に音楽を通じて人々を結びつけることを目的としてきたけど、今はみなを一つにまとめ、ここまで来れたことを祝うため、これまで以上に音楽を必要としているのだと思います。今の世界には多くの分断があるけど、メタリカのアルバムがその分断を断ち切り、すべての人にとってより有益な方法で人々をまとめてくれることを願っています」

「新型コロナウイルスが蔓延した1年半を最大限に活用しようとしてきて、それは上手くいったと思います。リモートで集まって仕事をしたり、対面でも仕事をしたり、とても順調に進んでいる。俺たちが考えている音楽は、とても時代に合ったものだと言えるでしょうね」

Written By Tim Peacock

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