【新型コロナ】8日の神奈川 4人死亡、過去3番目1860人感染

 新型コロナウイルス感染症を巡り、神奈川県内で8日、4人の死亡と、10歳未満から90代の男女1860人の感染が新たに確認された。1日当たりの新規感染者数としては、過去3番目の多さ。うち1214人の感染経路が不明という。

 茅ケ崎市によると、亡くなった90代男性はクラスター(感染者集団)が発生していた医療施設の入院患者。死因は他の疾患という。

 相模原市によると、亡くなった50代男性は5日に陽性と判明。自宅療養中の6日に体調不良となり、病院に運ばれていた。内分泌系の基礎疾患があった。

 横須賀市は、50代と70代の女性の死亡を発表。50代女性は4日に陽性と判明後、自宅で療養していたが、7日に容体が急変、搬送先の病院で亡くなった。

 同市によると、2人が感染していた海上自衛隊の部隊で、新たに3人の陽性が判明。市はクラスターと認定した。

 相模原市では、市外発表分も含め6人の陽性者が確認されていた南区の企業で、新たに2人が感染。同市はクラスターと認定した。クラスターが起きている同市中央区の企業では4人の陽性が判明。感染者数は計9人となった。

 川崎市でも、クラスターが発生した幸区のデイサービス施設や多摩区の有料老人ホームで新規陽性者が確認された。

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