プログラミングのゲーム制作に夢中 一関で児童向け体験教室

夢中になってゲームを制作する児童

 小学生向けプログラミング体験教室(岩手日報社、岩手大主催、キオクシア岩手特別協賛)は8日、一関市大手町の岩手日報一関ビルで開かれた。

 親子約60人が参加。NTTドコモ東北支社が無償貸与したiPad(アイパッド)を活用し、同社社員から無料ソフト「ビスケット」の使い方を学んだ。描いたイラストを動かすゲームも制作し、自分好みの動きを目指して夢中で取り組んだ。

 一関小4年の佐野陽太君は「自分の絵を思い通りに動かせて楽しかった」と笑顔を見せ、奥州・真城小3年の渡部花さんは「今度はロボットの操作に挑戦したい」と関心を高めた。

 教室は28日まで、県内6会場で計14回開催。12月に最終審査がある小学生プログラミングコンテスト県大会への出場を31日まで募集している。

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