五輪の閉会式に抜てきされたDJ松永の軌跡

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ヒップホップユニット・Creepy NutsのDJ松永が9日、自身のツイッターを更新し、8日夜に行われた東京五輪の閉会式でのパフォーマンスを振り返った。

松永は東京スカパラダイスオーケストラなどとパフォーマンスを披露。パフォーマンス時の写真とともに、《東京オリンピックの閉会式に出演させて頂きました!!まさかこんな場所でDJルーティンをやらせてもらえる日が来るとは。。。まだフワフワしています。。。皆さんありがとうございました!!!》と、心境を明かした。

新潟県生まれの松永は、DJをやるために高校2年の時に中退。ターンテーブルを購入してわずか3年となる2010年に、世界で最も栄誉あるDJの大会「DMC DJ Championship」に初挑戦し、瞬く間に北海道大会チャンピオンの座を勝ち取りDMC Japan Finalに出場。早くもその才能を発揮し始めた。

ユニットとしては17年10月にメジャーデビューシングル「高校デビュー、大学デビュー、全部失敗したけどメジャーデビュー。」をリリース。18年4月にメジャー初のフルアルバム「クリープ・ショー」をリリースした。

2019年8月、東京・渋谷WOMBで行われたDJ大会「DMC JAPAN DJ CHAMPIONSHIPS 2019 FINAL」のバトル部門で優勝。

そして、同年9月、英・ロンドンで開催された「DMC WORLD DJ CHAMPIONSHIPS 2019」に日本代表としてバトル部門に出場。ディフェンディングチャンピオンのK-Swizzに勝利し、優勝を果たしたため、公式含め各サイトのプロフィルが「世界一のDJ」となった。

「ラジオ番組などではよどみないトークを披露。日々Twitterでエゴサーチをしているほど、自分のことを気にしている。かなり独特なキャラで、大舞台を踏んだこともあり、今後テレビやラジオのオファーが増えそうだ」(芸能記者)

閉会式のパフォーマンスで、その名が世界に知れ渡ったはずだ。

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