イラストレーター、ひぐちキミヨさんは１５日まで、上越市西本町３の直江津ショッピングセンターエルマールで「夏休み絵はがきＳＨＯＰ」を開いている。
お盆シーズンに合わせ、風景や店舗など上越を描いた絵はがき約６００種類を展示している。開場時間は午前１０時から午後６時（最終日は同５時）まで。
ひぐちさんは会場がある直江津や高田、妙高など地元を題材にした絵はがきを多数描いている。海水浴やハスなど夏のものや紅葉、干し柿など秋を描いたものなどが出展されている。地元の住民が通う名店や惜しまれながら閉店した店舗、懐かしい学校の旧校舎、瞽女が歩いたかつての光景なども並んでいる。
直江津祇園祭の屋台や花火も人気。「１９町内提灯（ちょうちん）米粉クッキー」は３枚セットに加えて単品販売も始めた。コロナ禍でお盆の帰省もままならないが、ひぐちさんは「子どもに頼まれたといって（絵はがきを）買いに来る人もいる」と話した。
