大谷が7勝目 ゲレーロJr.との対決は1安打1三振1四球

【ブルージェイズ3-6エンゼルス】@エンゼル・スタジアム

エンゼルスは序盤からブルージェイズ先発のホゼ・ベリオスを攻略し、3回までに5点を先行。「1番・投手」でスタメン出場した大谷翔平は6回99球を投げて被安打3、奪三振6、与四球3、失点2の好投を見せ、今季7勝目(1敗、防御率2.93)をマークした。エンゼルスは6対3でブルージェイズを破り、再び勝率5割復帰。ワイルドカード2位のレッドソックスがレイズに敗れたため、ワイルドカード圏内とのゲーム差は7.5に縮まっている。

過去4先発で与四球1と安定したピッチングを見せていた大谷は、ブルージェイズ打線に3つの四球を与え、暴投も2つ記録したが、失点は4回表の2点だけ。5試合連続でクオリティ・スタートを達成し、6月4日(現地時間)のマリナーズ戦から自身6連勝となる今季7勝目をマークした。注目されたブラディミール・ゲレーロJr.との直接対決は、レフト前ヒット、空振り三振、四球で2打数1安打1四球。ゲレーロJr.は8回表の第4打席でも空振り三振に倒れ、今日は3打数1安打1四球だった。

打者・大谷は1回裏の第1打席で左中間への二塁打を放ってチャンスメイク。2回裏の第2打席は四球を選んで出塁し、ジャレッド・ウォルシュの2点タイムリーで生還した。3回裏の第3打席はセンターフライ、6回裏の第4打席は見逃し三振に倒れ、降板とともに途中交代。3打数1安打1四球で今季の打率は.268、OPSは1.017となった。

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