「風の谷のナウシカ」から「思い出のマーニー」まで… ジブリアニメを見返したくなること必至! 押井守が語り尽くした痛快・ディープなインタビュー

世界中のアニメーションに影響を与えた“スタジオジブリ”を、これまた世界中からリスペクトされる監督・押井守が語り尽くして、メディアやアニメファンたちの間で大きな話題を呼んだ「誰も語らなかったジブリ語ろう」。長らく入手困難だった本書が、増補版として待望の再登場。8月20日に発売される。

およそ40年にわたって親交を結んできたスタジオジブリ・鈴木敏夫プロデューサーとの最初で最後の(!?)往復書簡、押井監督と長年タッグを組んできた盟友・石川光久プロデューサー(株式会社プロダクション・アイジー代表取締役社長)、スタジオジブリなどで長らくプロデューサーを務めてきた高橋望氏との本音がぶつかり合う鼎談を新たに加えた増補版だ。

カバーイラストは「映像研には手を出すな!」「日本沈没2020」の監督を務めた湯浅政明氏。聞き手・構成・文は映画ライターの渡辺麻紀

【プロフィール】

押井守(おしい まもる)
1951年生まれ。東京都出身。77年、竜の子プロダクションに入社。スタジオぴえろを経てフリーに。「うる星やつら オンリー・ユー」(83年)で劇場監督デビュー。主な監督作品に「うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー」(84年)、「機動警察パトレイバー the Movie」(89年)、「機動警察パトレイバー 2 the Movie」(93年)。「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊」(95年)はアメリカ「ビルボード」誌セル・ビデオ部門で売り上げ1位を記録。「イノセンス」(2004年)はカンヌ国際映画祭コンペティション部門に、「スカイ・クロラ The Sky Crawlers」(08年)はヴェネツィア国際映画祭コンペティション部門に出品された。16年、ウィンザー・マッケイ賞を受賞。最新作は、原作・総監督などを務めたテレビシリーズ「ぶらどらぶ」(21年)。

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