石川遼、史上初の3度目優勝なるか? 夏の北海道で2年ぶり「セガサミーカップ」

TBS系では8月21~22日に「長嶋茂雄 INVITATIONAL セガサミーカップゴルフトーナメント」(21日午後2:00、22日午後3:30)がオンエア。東京五輪後の男子プロゴルフツアー初戦、真夏の北海道を舞台に2年ぶりの開催となるセガサミーカップ。注目は大会連覇を狙い、次回2024年パリ五輪を新たな目標に設定した石川遼だ。14年、19年と2度の優勝を果たした相性のいいコースで、大会史上初となる3度目の優勝を狙う。

大会の舞台となる北海道・千歳の「ザ・ノースカントリーゴルフクラブ」は、国内初の「オールベントコース」として知られ、芝生の密集度が濃い「ベント芝」が作り出す美しい緑のロケーションが特長。コース設計者は、「世界のアオキ」ことゴルフ界のレジェンド・青木功。樹木がなく、フラットなレイアウトには強い風が、上がり3ホールには多くの選手をのみ込んできた池が待ち構える難コースとなっている。

注目ホールは17番パー4。決勝2日間は、男子プロにとってはワンオン可能な293ヤードのミドルホールとなり、“勝負手”となり得るホールだ。しかし、グリーン右手前には大きな池が、左には五つのバンカーと深いラフが待ち受ける。選択を迫られるこの17番を、男子プロはどう攻めるのかが注目される。

なお、大会には今年すでに2勝を挙げ、東京五輪代表として世界の大舞台を経験した星野陸也も参戦予定。トッププロが北の大地で繰り広げる熱い戦いに注目が集まりそうだ。

解説はセガサミーホールディングス所属の丸山茂樹プロ。東京五輪日本代表のヘッドコーチとしてチームを率いた“マルちゃん”が選手心理やコースの魅力を伝える。ラウンド解説はプロゴルファー・渡辺司。実況はHBC北海道放送の川畑恒一アナウンサー、ラウンドリポーターは渕上紘行アナウンサーが担当する。

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