上越市中央１の県道三ツ屋・中央線沿いに格闘技の練習場を兼ねたジム「Ｂｕｓｈｉ－Ｄｏｏ（武士道）」が開設され、早速、１０～４０代の男女がトレーニングやダイエットに励んでいる。ジムを開いたのは頸城区西福島の飲食業、髙野匠さん（３１）で、自身も格闘技の選手として大会出場を目指している。
ジムは今月中旬に入り開いたばかり。広いフロアにはウレタンマットが敷かれ、サンドバッグがつるされている。髙野さんは「以前通っていたジムがなくなり、仲間に呼び掛けて謙信公武道館で練習していたが、常時使える広い場所を探していた」と話し、今後、筋トレなどの設備を整えていく計画という。
髙野さんはキックボクシング形式で対戦する全日本新空手道選手権大会Ｋ―２ＧＰに２年連続出場、また元プロレスラーの前田日明さんがプロデュースする「ＴＨＥ ＯＵＴＳＩＤＥＲ（ジ・アウトサイダー）」に出場などの経歴を持つ。「アマチュアで日本一決定戦まで進んだが、コロナ禍でキックボクシングの試合がなくなり、総合格闘技に転向した」と髙野さん。
総合格闘家の朝倉未来、海兄弟の活躍など格闘技人気は高く、同ジムに通う人の中にはその道を志す若手もいるという。現在は１０人ほどが登録。髙野さんらの指導でキックボクシング、ボクシング、総合格闘技を習ったり、ダイエット目的で汗を流したりしている。髙野さんは「地元には若い元気な子や（格闘技向きの）強い人もいる」「メリットはパーソナルな指導で（練習）メニューを組んでいること。ダイエットにも最適」などとアピールする。
平日は午後１時から同４時までと午後６時から同９時まで。また土曜は午前１０時から午後４時までと午後６時から同９時まで。日曜・祝日は休みだが、事前連絡で予約可能。会費など詳しくは髙野さん（電０８０・５６８６・５４１２）へ。
