西野七瀬が、TBS系で9月5日放送のドキュメンタリー番組「情熱大陸」(日曜午後11:00=MBS制作)に登場する。
ドラマ、映画、雑誌など各方面で引っ張りだこの俳優・西野。人気アイドルグループ・乃木坂46でエースとして活躍した後、2018年にグループを卒業。俳優へと転身し、確かな演技力で注目を集める27歳だ。
取材は昨年10月、人生初のヘアブリーチ時からスタート。金髪に染めた理由は、新たに参加する映画「孤狼の血 LEVEL2」の役作りのため。松坂桃李、鈴木亮平、村上虹郎など豪華男性俳優陣が名を連ねる中、西野は女性のメインキャストとして現場入り。人の頭をたたいたり、タバコを吸ったりなど、今まで経験したことがない役どころに戸惑いながらも、体当たりで挑んでいく様子を追った。
「仕事をする上で不安がないと、逆に不安になるから、常に不安要素を探している」。ネガティブのようにも思える発言だが、その実、とても真摯(しんし)に仕事に向き合っているからこそ。また大きな試練として、初めての舞台に挑戦する姿にも番組は密着した。
その舞台とは実力者が集まる、劇団☆新感線の公演だ。古田新太、阿部サダヲらベテラン俳優に囲まれながらも、その存在感をいかんなく発揮。「稽古中、心に響いたことは?」と問うと、「大きな声が出るようになったねと言われたこと」とうれしそうに話す。変化を恐れず、初めて尽くしの中で進化を遂げていくその姿と、にじみ出る“俳優としての覚悟”に注目だ。