神奈川県と県立保健福祉大学は18日、さまざまなデータを統合して新型コロナウイルス感染症の入院者数などを地域別に推計できる予測モデルを共同で開発したと発表した。
人流抑制やワクチン接種などの状況を加味することで綿密な予測を行い、病床確保の計画や政策の効果検証などに役立てたい考えだ。
開発したのは同大学ヘルスイノベーション研究科の兪炳匡(ユウヘイキョウ)教授らによるプロジェクトチーム。
米グーグル社が提供しているAI(人工知能)を使った感染予測を活用し、県全体だけでなく県内の2次医療圏ごとに療養者と入院者、重症者を推計する。