〈動画あり〉開園20年祝いかっぱ像設置 上教大生が製作協力 大潟水と森公園

 大潟区の県立大潟水と森公園でこのほど、同区のシンボルであるかっぱ像の設置作業が行われた。

松尾教授(右)、兪さん(左)らによって設置されるかっぱ像

 今年で開園20周年を迎える同公園の記念イベント。上越教育大の松尾大介教授(彫刻)、講師の兪期天さん(陶芸)の授業を受けた学生やゼミ生が協力し、全18体のかっぱ像が作られた。

 同日は18体のうち、7体を園内各所に設置。陶磁器が素材の主となるため、業者や当時の学生ら数人がかりで台座に起こした。像は駐車場のロータリーや池の上に設置され、一つ一つ異なった表情やポーズで愛らしく来場者を出迎えている。

 松浦正憲所長は「雰囲気が出て存在感がある。新しい見どころができたので、また多くの方に巡ってもらいたい」と話していた。

 残りのかっぱ像は、10月10日に行われる開園記念式典までに全て設置する。来年3月31日まで、かっぱ像を巡るスタンプラリーを行い、全て集めると景品が当たるキャンペーンも行われている。

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