収納場所を見直して、暮らしやすく!

 文具品や普段使いの生活用品を収納する場合、ほとんどの方が「ジャンル別」で収納していることと思います。しかし、そこには意外な落とし穴が…。片付けコーディネートサービスを展開する「Happy Smile」の斉藤真弓さんに、暮らしやすさにつながる整理収納術をアドバイスいただきました。

 

“用途に合わせた”収納を

 ものを収納する場合、文具品は一式、引き出しのなかやテーブルのペン立てに。日用品のストックは、まとめて納戸にといった、ジャンル別での収納をやりがちかと思いますが、じつはそれがちょっとした“暮らしの不便”となってしまっているんです。例えば、ハサミなら、ペンなどの文具品とセットにリビングの一か所に収納するほかにも、クローゼットや洗面所など、分散して置いておくことがおすすめです。

 クローゼットや洗面所は洋服の値札を取るときに必ず使いますし、さらに洗面所では、子ども服に名前をすぐに書いて洗濯できるよう、ペンと収納すると便利さもアップ! 新聞をまとめるときも、ヒモとハサミを一緒に収納しておくと、それぞれを取りに行く手間を省くことができ、時短につながります。また、お子様のプリントを見る際に、何かと必要なボールペンや印鑑もセットにしておくと、取りに行くのが面倒で、後回しにならずにすむことも。

 

 ものは、きれいに収納するばかりでなく、“使うところにある”ということも大切です。その人の暮らしぶりや用途に合わせた収納をすることで、すぐにでも楽な暮らしを叶えられます。今の暮らしを見直し、自分に合った収納場所を探ってみましょう。

 

取材協力:Happy Smile / https:// happysmile-0819.com

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