こんにちは、NO YOUTH NO JAPANです！私たちは若い世代から参加型デモクラシーを根付かせるために、政治や社会について分かりやすく発信しています。
兵庫県知事選挙がありました
2021年7月18日に、兵庫県知事選挙がありました。投開票日に向け、NO YOUTH NO JAPANでは、10代と20代の投票率を上げるために様々なアクションを起こしてきました。今回の記事では、わたしたちが若者目線でどのように活動を行ってきたかについてご紹介します。
神戸市の投票所で「I VOTEDステッカー」の配布
今回の目玉は投票済みステッカーの作成。神戸市明るい選挙推進委員会と協力し「I VOTEDステッカー」を作りました。
投票後にステッカーの写真を撮ってSNSへ投稿したり、携帯やパソコンなどにステッカーを貼ることで、若者の間で選挙の存在をより知ってもらう効果を期待し実施しました。NO YOUTH NO JAPANがデザインしたステッカー計35万枚が、神戸市のすべての投票所で配布されました。
デザインのモチーフとしたのは、神戸の夏の風物詩である、みなと神戸花火大会。
「港町神戸のランドマークタワー」とも呼ばれる神戸ポートタワーの背後には、海上で打ち上げられる花火をイメージしたデザインがあしらわれています。
令和3年は、神戸市民にとって合計3回の選挙（衆院選・神戸市長選）があります。全3回それぞれに神戸の名物・名所のイラストを添えたステッカーを作成し、シリーズ化することを予定しています。同時に3枚のステッカーを貼る台紙も配布し、選挙が3回あるということの周知を行いました。
三田市の投票済証明書をポップで可愛いデザインに
三田市では、選挙管理委員会協力のもと、投票所で投票後に配布される投票済証明書のデザインを担当しました。通常、白い紙に文字だけが書かれた場合がほとんどの投票済証明書ですが、ポップで可愛いデザインにすることで、投票後に投票済証の写真を撮ってSNSへ投稿しやすくしたり、周囲との会話のきっかけになったりすることを期待しました。
デザインのモチーフは三田市の花・さつき、市の木・赤松をイメージしています。
親しみやすいデザインをきっかけに、三田市らしさにも興味を持ってもらいたい、という意味を込めました。SNS上では「投票済証明書がカラフルに可愛くなってる！」などうれしい声が見られました。
兵庫県選挙管理委員会の若年層向け啓発コンテンツの制作協力
また、今回は兵庫県の選挙管理委員会の若年層向け啓発コンテンツの制作協力も行いました。NO YOUTH NO JAPANが兵庫県のU30に伝えたい思いを込めて「投票、それは私の意思表示」というキャッチコピーを使用し、若年層向け特設サイト、ポスター、動画広告を作成しました。
兵庫県知事選挙ＣＭ動画 期日前投票編 若年層向け – YouTube
インスタグラムでの情報発信
上記のような兵庫県知事選挙に関する取り組みや、選挙の基本情報については2つのInstagramアカウントで発信しました。
1つ目は、VOTE FOR SANDAのアカウント（https://www.instagram.com/votefor_sanda/?hl=ja ）。こちらのアカウントは昨年10月の三田市議会議員選挙の際に開設したもので、当時からフォローして頂いている三田市民のみなさんに、兵庫県知事選挙に向けた三田市への取り組みや選挙の基本情報について発信しました。
2つ目は、VOTE FOR KOBEのアカウント（https://www.instagram.com/votefor_kobe/?hl=ja）です。
こちらのアカウントは、今回の兵庫県知事選に向けて作成し、今年10月に行われる神戸市長選に向けて継続的に発信していく予定です。今後は神戸の基本情報や課題、神戸市長選に関する情報を発信していく予定です。ぜひチェックしてみてください。
最後に
今回の兵庫県知事選挙では、神戸市明るい選挙推進委員会様、三田市選挙管理委員会様等多くの方のご協力のもとNO YOUTH NO JAPANとして新たな取り組みを実施することができました。自分たちだけでは決して届けられなかった方々にもNO YOUTH NO JAPANの取り組みを知っていただき、とても嬉しかったです。
一方で、「選挙に関心のない人達に届ける」ためにはまだまだ試行錯誤が必要だと感じています。「若い世代から参加型デモクラシーを根付かせる」ために、これからも地方選挙における若い世代向けの投票啓発に取り組んでいきたいと思います。
（文＝米田由実）
