【新型コロナ】24日の神奈川・藤沢市 105人感染、70代女性死亡 高齢者施設でクラスター、保育所を臨時休園

藤沢市役所

 新型コロナウイルス感染症を巡り、藤沢市は24日、市内在住の70代女性の死亡と、市内外に住む10歳未満~90代の男女105人の感染が新たに確認されたと発表した。

 死亡した70代女性は17日に陽性が判明。中等症で医療機関に入院していたが、21日に死亡した。基礎疾患があったという。

 年代別内訳は、10歳未満が2人、70代と90代が3人、60代が5人、80代が6人、30代が11人、10代と50代が各13人、40代が14人、20代が35人。中等症3人、軽症92人、無症状が10人。57人の感染経路が不明となっている。陽性患者の同居家族と接触者がそれぞれ27人、21人。

 80代~90代男女9人は市内高齢者施設の入所者。当該施設に関連する感染者は計10人となり、市保健所はクラスター(感染者集団)が発生したとみて、接触者を調べている。

 また、市は同日、市内認可保育所2カ所でそれぞれ園児2人と職員1人の陽性が判明したため、当該施設を24日から9月6日まで臨時休園すると発表した。

© 株式会社神奈川新聞社