日々の生活で見慣れた「コーヒー」と「たまごサンド」。

このふたつを、絶妙なペアリングで提供してくれるのが、2020年9月北堀江にオープンした「珈琲とたまごサンド」です。

お店では特製たまごサンドの他、パンを使ったカフェメニューを中心に、コーヒーのフードペアリングを楽しむことができます。

「コーヒーには、食事を一緒に合わせたとき、口の中で1＋1=2ではなく1×1=100000000…∞に感じられるような『おいしい組み合わせ』があるんですよ」

と話すのは、オーナー兼コーヒーマイスターの西尾さん。

今回は、その「おいしい組み合わせ」について、詳しく教えていただきました！

コーヒーのフードペアリングを気軽に楽しめるカフェ

大阪メトロ「四ツ橋駅」3番出口を出て、左へ徒歩30秒ほど。

「イマイビル」に入って頂き突き当たり奥まで行くと、そこに「珈琲とたまごサンド」はあります。

大阪メトロ「心斎橋駅」からの場合は、7番出口からOPA沿いをアメリカ村方面へ向かって徒歩5分。

高速道路の高架をくぐり右へ少し進むと左手にあります。

外観は、白塗りの壁に木製の格子でシンプルにまとめられています。

目印は、「COFFEE TO TAMAGOSAND」と黒文字のアルファベットで表記された店名。

入り口横に、ちょっとしたテラス席も設けてあります。

ハンドドリップで淹れるこだわりのコーヒー

お店では、コーヒーマイスターの資格を持つ西尾さんが厳選したコーヒーだけを提供。

西尾さん「お店でお出しするコーヒーは、福井県福井市にある日本一の焙煎所 『The Grand Coffee』さんより、焙煎後数日以内に直送していただいています。9種の豆をベースに、その時々で違った豆を仕入れています。イートイン時は、焙煎から数日～3週間程度の新鮮なコーヒー豆を使って、ハンドドリップで丁寧に淹れています。」

コーヒーは、ホット・アイス・カフェオーレの３パターン。

西尾さん「お客様が選んだ豆で淹れることもできますし、当店お勧めの豆で淹れることもできます。たとえば、アイスコーヒーには、少し深煎りのキリマンジャロなんかをお勧めしています。 カフェオーレのためのブレンドなんかも用意していますよ。」

そのほか、ママ友同士で気兼ねなく楽しめるよう、お子さまにも飲みやすいドリンクなどの用意も。

シチリアレモンの無添加レモネードは、炭酸なし・炭酸あり・ホットの3パターンから選べます。価格は450円。

西尾さん「シチリア産レモンを100%使用して、無農薬の手摘みミントを添えたシンプルなレモネードです。香料や保存料が入っていないので、自然な甘みと酸味を感じていただけると思います。また、青森県産リンゴのストレート果汁を100％使用したジュースも人気です。4種類のリンゴ果汁をブレンドして、さっぱりした味に仕上げています。」

おうちカフェ用のコーヒー豆＆ドリップバッグも充実

お店で使用している「The Grand Coffee」さんのコーヒー豆を購入することもできます。

注文を受けてから、好みの粗さに挽いてくれるそう。

特製ドリップバッグもあるので、1杯づつ楽しみたい方はこちらがオススメ。

コーヒーとベストマッチな「たまごサンド」

地養素を配合し、マリーゴールドの花びらを食べさせて育てた京都丹波産のたまごと、乳化剤・防腐剤・保存料不使用のこだわりマヨネーズを合わせて作ったタマゴサラダを、低温長時間発酵の無添加食パンにたっぷりとサンドしたのが、お店の看板メニュー「たまごサンド」。

4カットがフル。2カットがハーフ。

西尾さん「卵の黄身は、特殊製法でぷるぷる食感にしています。素材本来の味わいを生かしたシンプルな味わいになっているので、粒マスタードと塩をほんの少し加えて味を引き締めてあります。」

そんなたまごサンドとペアリングさせるコーヒーは、パプアニューギニア産の無農薬コーヒー。

（Origin：パプアニューギニア イーストハイランド州 プローサ農園 Process：ウォッシュド Grade：AA）

西尾さん「パプアニューギニアのコーヒーには、たまごサンドのボリュームとコクのある味わいに負けない、しっかりしたボディがあります。バナナのような、もったりしたまろやかさが特長です。口いっぱいにたまごサンドを感じたあと、ゆっくりとコーヒーを味わい、鼻に抜ける香りや後味を楽しんでほしいです。」

テイクアウトの場合は、こんな感じでパックに詰めてくれます。

テイクアウト予約アプリを活用したり、お店に事前連絡しておくと受け取りがスムーズ。