カレーに緑黄色野菜…「認知症予防ランチ」9月登場 海老名市が3店舗と連携

認知症予防ランチとして販売される、上からスパイシーチキン弁当、薬膳牛すじカレー、夏のヘルシーランチセット(海老名市提供)

 9月の「世界アルツハイマー月間」に合わせ、認知症への理解を深めてもらおうと、神奈川県海老名市は市内の協力店舗による「認知症予防ランチ」の販売や市役所での講演会、パネル展などを実施する。

 認知症予防ランチは9月中、3店舗で販売(定休日除く)する。

 「Cafe くろすぽいんと」(東柏ケ谷)では、チキンの唐揚げを使った「スパイシーチキン弁当」(500円)を1日に30食程度販売。唐揚げ粉に使うカレー粉に含まれるターメリックに抗酸化作用と抗炎症作用があり、認知症予防に効果があるという。

 「Re Cafe(リカフェ)」(河原口)の「薬膳焼きカレー」と「薬膳牛すじカレー」(店内各1331円、1日計15食程度)もターメリックを使用。「タベルナ イル ロカーレ」(中野)の「夏のヘルシーランチセット」(2750円、1日10食)は緑黄色野菜のビタミンC、マリネに使うサバの不飽和脂肪酸などが認知機能の低下を抑制するという。

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