糸魚川市観光大使 新「ヒスイレディ」3人 市役所で認証式 笑顔で魅力発信

 糸魚川市観光協会が募集した令和3年度の同市観光大使「ヒスイレディ」3人の認証式が8月31日、市役所内で行われた。

 新ヒスイレディは伊藤彩乃さん(会社員、糸魚川地域)、渡邉幸さん(自営業、能生地域)、矢嶋花朋さん(団体職員、同)。市内居住者または勤務者の18歳以上を対象に募集し、ヒスイレディ事業委員会の選考により決まった。年齢は非公表。任期は2年間。

新たな「ヒスイレディ」に選ばれた伊藤さん、渡邉さん、矢嶋さん(右から)。コロナ禍でも糸魚川のPRにと笑顔で認証式に臨んだ3人

 3人は爽やかな緑色のユニホーム姿で出席。尾崎毅観光協会会長から委嘱状と記念品を受け取り、米田徹市長からたすきを掛けてもらった。3人は一人ずつ「都会では味わえない自然がある。たくさんの人にPRしたい」(伊藤さん)、「景色がきれいな所やおいしい物、頑張る人の魅力を発信したい」(渡邉さん)、「まだまだ知らないたくさんの魅力を県内外の方々に発信していけたら」(矢嶋さん)と決意を述べた。個々に小滝のヒスイ峡や柵口の万年雪、能生の弁天岩などお薦めスポットも笑顔でアピールした。

 昨年度は新型コロナの影響で募集を見合わせたため、令和元年度認証のヒスイレディ3人と計6人体制で活動する。例年は市内外のイベントや観光キャンペーンなどに参加しているが、コロナ禍で今年も各種イベントが中止となっており、3人の〝デビュー〟は今のところ未定。尾崎会長と米田市長は「発信の場はあると思う。チャンスがあれば大いにアピールを」と期待を寄せた。

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