【横浜DeNA】支配下登録の宮国、古巣巨人に「成長した姿見せる」 三浦監督は先発起用の方針

背番号65のユニホームを手にした宮国=横浜市中区(球団提供)

 育成選手から支配下選手登録された横浜DeNAの宮国椋丞投手(29)が1日、横浜スタジアム内でオンライン会見を行い、「素直にうれしい。ここからが勝負だという気持ちを持って、ベイスターズの勝利に貢献できるように頑張っていきたい」と意気込みを語った。

 昨季限りで巨人を戦力外となり、開幕前の3月に育成選手として加入。会見では「プロ11年目で一番(調子が)いいと思う」と自信をのぞかせた。かつてのチームメートの巨人の坂本や菅野、西武の内海に報告したといい、「(内海は)僕よりうれしがってくれた」と笑顔を見せた。

 三浦監督は8月31日の試合前に宮国について「(今は)両サイドをうまく使って投球技術で投げている」と評価。「現状は先発として準備してもらっている」と今後の起用方針を明かした。

 2013年に開幕投手を務めた右腕は古巣巨人との対戦についても、「対戦することがあれば成長した姿を見せたい」と気合十分だった。

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