岸田文雄前政調会長の出演にカンニング竹山「時代背景とも合ってありがたい」

新しい未来のテレビ「ABEMA(アベマ)」で、「ABEMA NEWSチャンネル」にて、ニュース番組『ABEMA Prime』を平日夜9時より毎日生放送している。

■自民党総裁選の出馬を決めた岸田文雄前政調会長の出演にカンニング竹山「インターネットメディアに出演されるのは、時代背景とも合ってありがたい」

2021年9月6日(月)夜9時からの放送には、自民党総裁選にいち早く出馬を表明した前政調会長の岸田文雄をゲストに迎えた。今回の総裁選について、「みんなの心が疲れている今の世の中に、どういうリーダーシップが合うのか?」と聞かれると岸田前政調会長は、「こういった時に『頑張れ、頑張れ』と言うリーダーが相応しいのか。国民の心に寄り添って、対話を行い、協力を引き出すリーダーが求められるのか。私は後者で、こういった時代にはこういうリーダーが求められると思って、この選挙に挑戦しています」と語った。「もし“岸田総理”が誕生したらどのように日本は変わるのか?」「デジタル改革はどうなるのか?」「自衛隊法の改正は?」など、様々な分野の政策をはじめ、1分間の自己紹介も交えながら岸田前政調会長の人となりも含めながら話を伺った。

岸田前政調会長のゲスト出演について、番組MCでお笑い芸人のカンニング竹山は「ここ数日、岸田さんがメディアに多数出演されているのを見ていると、発信力は十分にあるのではと思う。ここ数年の政権の中で、直接対話ができそうで、できない、ということがあったように感じる。もしかしたら総理になるかもしれないという方が、こうやってインターネットメディアにまで出演されることは、とても時代背景と合っていて、ありがたい」とコメントした。

本放送の様子は、現在も「ABEMA」にて見逃し配信中。

■“推し活”に「芸能はファンのものだから、ファンの人が楽しめばいい」カンニング竹山が理解を示す紗倉まな「自分を消耗するような推し方はして欲しくない」

番組後半では、アイドルを熱狂的に応援する“推し活”が社会現象となっている一方で、中国政府がファンアカウントを凍結するなど規制を強めていることに注目。日本でも広がりを見せている“推し活”について考えた。

カンニング竹山は、「中国と日本では政治体制が全く違う。中国で規制を強めているから日本も同じことになるかっていうのは全く別物」と前置きをした上で、「タレントとファンの関係って実は幻。直接交流することができない関係なんだけど、AKB48のシステムくらいからどんどん変わってきて、直接会ったり握手できたりするようになった。また、最近では“投げ銭”が登場するなど、システム自体は変わってきたけど、収入を得るという点はエンタメの基本。今は“投げ銭”などのインフラがあるから中国で問題になっただけで、昔だったらファンクラブに入ってもらったり、ライブでグッズを買ってもらったりした。エンタメはそうやって儲けるメディア」と話した。

月に200人以上の若者と接しているSHIBUYA 109 lab.所長の長田麻衣から、「今の若者が一番お金をかけていることに“推し活”が挙がることが多く、可処分所得の約10%を使っているという結果もある」と若い世代の事情について説明を受けると、竹山は「推している人が幸せなら構わないと思う。応援する側と、される側がいることが芸能のシステムだから。お金を投じてくれる人がいることは、エンタメの力が成功しているということ」と語った。

“推される側”として、どのくらいのファンに支えられているか?について意見を聞かれた紗倉まなは、「基本的に自分の出しているDVDを買ってもらうことで、契約が延長になる。推してもらうことで命をつないでいる」とコメントした。一方で、「ただ、推し方に関しては考え方がかなり変わってきた。デビューした頃は、コアなファンをつけたい、金銭を投じてもらいたいという気持ちがあった。だけど、コロナ禍では自分を消耗するような推し方はして欲しくない、と気持ちが切り替わるようになっていって…。それだけ好きでいてくれるのは嬉しいけど、生活を圧迫するだとか、困窮するような身を滅ぼしていく姿を見ると苦しくなる」とコメントした。

最後に竹山は「芸能はファンのものだから、ファンの人たちが楽しめばいいんですよ」と締めくくった。本放送の様子は、現在も「ABEMA」にて見逃し配信中。

■『ABEMA Prime』 放送概要

放送日時 :毎週月~金曜 夜9時~夜11時  ※生放送

放送チャンネル:ABEMA NEWSチャンネル

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