侍ジャパン・稲葉監督が甲子園訪問 阪神・岩崎の母には「サインを書かせていただきました」

阪神・矢野監督(左)にあいさつする稲葉氏

東京五輪で金メダルを獲得した侍ジャパン・稲葉篤紀監督(49)が7日のヤクルト戦前に甲子園を訪れ、五輪に出場した阪神、ヤクルトの両選手やチーム関係者へのあいさつ回りを行った。

練習中にグラウンドへ訪れた稲葉監督のもとには、梅野や青柳、岩崎に加え、打撃投手として合宿から代表をサポートしていた嘉勢打撃投手ら続々と駆け寄り、旧交を温めた。「とにかく、ありがとうね、と感謝の気持ちを伝えさせていただきました。選手も含めて、阪神は裏方の嘉勢さんもいましたし」と侍の指揮官。先月8日以来となる再会でかなり話も弾んだ様子で、なかでも岩崎とは〝身内トーク〟にも発展した。

「優(岩崎)はお母さまが私のファンということで、サインを書かせていただいたんですけど、そのサインを『すごく喜んでました』という報告を受けました(笑)。そういうご家族の皆様の協力もいただけたのでよかった」。金メダルを獲得した猛虎戦士たちと〝ファミリー〟の絆を再度、実感できたことに、侍の指揮官も満足げだった。

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