ワンダフルトゥナイトが球節骨折で電撃引退 ディープボンド出走のフォワ賞は6頭立てへ

ハードウィックステークスで1着になったワンダフルトゥナイト(ロイター)

現地時間12日に仏パリロンシャン競馬場で行われるGⅡフォワ賞(芝2400メートル)に出走予定だったGⅠ2勝馬ワンダフルトゥナイト(牝4・Dムニュイジエ厩舎)が球節骨折のため、現役を引退することになった。複数の現地競馬メディアが伝えた。

10日朝、英国でレース直前の調教を行った後、右後ろ脚を痛がるそぶりを見せたため、獣医が診断したところ、故障が判明したという。

通算成績は11戦6勝。主な勝ち鞍は20年のGⅠロワイヤリュー賞、同年GⅠ英チャンピオンズフィリーズ&メアズステークス。

これによってフォワ賞は、日本から遠征しているディープボンド(牡4・大久保厩舎)も含め、11日現在で6頭立てで行われる見込みだ。

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