高校野球の秋季神奈川県大会(県高野連主催、神奈川新聞社など後援)第3日は11日、中栄信金スタジアム秦野などで2、3回戦が行われ、星槎国際湘南が5─0で横浜商を破り、4回戦進出を決めた。
星槎はエース矢ケ崎亮太(2年)が2試合連続完封。奪った三振は三つながら、丹念にコースを突いて5安打に封じた。打線も初回に石崎知紀(同)の中前打で先制。3─0の八回には谷繁朗(同)の2点タイムリーで駄目を押した。
「打ったのはカーブ。変化球を引っ掛けてしまっていたので、詰まらせる意識で打ったらセンターにいい打球がいった。修正できて良かった」と谷繁。矢ケ崎は「ストライク先行で低めに集まっていたのでそこが良かった」と笑みを浮かべた。
星槎は12日、サーティーフォー相模原球場で東海大相模と対戦する。土屋恵三郎監督(67)は「これで相模に挑戦できる。今の力でどれだけ通用するか」と眼光を鋭くしていた。