リバプールがフランスの怪物ストライカー獲り準備 南野ますます窮地に

リバプールは怪物候補アミーヌ・グイリにロックオン!(ロイター)

イングランド・プレミアリーグのリバプールが、来年1月の移籍市場でフランスの怪物ストライカー獲りへ向けて準備を進めている。

今夏は目立った補強をしなかったリバプールだが、ユルゲン・クロップ監督は冬の補強を希望。中でもフランスで注目度が急上昇している怪物候補にロックオンした。

スペインの移籍専門メディア「フィチャージェスネット」は「ドイツ人監督が、リバプールの取締役会に直接要求した。それはニースのFWアミーヌ・グイリ(21)との契約だ」と報じた。

グイリは昨季の公式戦で16ゴール8アシストとブレーク。今季もフランス1部の得点ランキング2位タイとなる4ゴールをマークしており「リーグアンで最もスキャンダラスな選手の1人だ」とフランス代表の将来のエース候補として大きな期待が寄せられている。

リバプールでは攻撃陣に負傷者が相次いでいることもあり、指揮官が補強の必要性をクラブ首脳に直訴。グイリのプレースタイルがクロップ監督の好みであることに加え、移籍金が現在のところ約3000万ユーロ(約39億円)と〝お買い得〟なため、経営陣も獲得にゴーサインを出したようだ。

決定力抜群のストライカーが加入すれば、今季出場機会を得られていない日本代表MF南野拓実(26)はさらに窮地に陥ってしまう。今後の動向が気になるところだ。

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