ホビーショップ⁉ 所狭しとプラモやフィギュア 小林たばこ店(上越市西本町1)

 上越市西本町1の小林たばこ店は店内所狭しとプラモデルやフィギュアが並び、さながらホビーショップの様相だ。同店の小林哲郎さん(83)=前西部商工振興会会長=によると、これらは東京在住の二男の収集品で、あまりに数が多くなったため実家に送られてきたものという。

 ショーケースは言うに及ばず、本来は同店の商品類が並ぶだろうはずのスペースが占拠されている。特に目を引くのは店頭正面のガンダムで、ファンならついつい見入ってしまう。他にもヒーロー物や怪獣キャラクターなど、その数は200~300体という。

ショーケースに並ぶプラモデルの数々。一見するとホビーショップのようだ

 同店は周辺の小中学校、高校の通学路に当たり、下校時に通る児童生徒のエポックな空間となっている。店頭を通るたびに子どもたちの会話が弾み、中には店内に入り、しばし観賞する場面もあるという。「しまい込んでおくのもなんだから、こういう時(うみまちアート会期中)なので並べてみた」と小林さんは話していた。

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