横浜・上瀬谷の新交通、総事業費640~680億円 市が見通し説明

上瀬谷通信施設跡地

 上瀬谷通信施設跡地(横浜市瀬谷・旭区、約242ヘクタール)と相鉄線瀬谷駅周辺を新交通システム「上瀬谷ライン(仮称)」で結ぶ構想を巡り、市は22日の市会建築・都市整備・道路委員会で総事業費が約640億~680億円の見通しであることを明かした。

 市は大型テーマパーク開発を前提に、新交通を上瀬谷の跡地と相鉄線瀬谷駅周辺の約2.6キロ区間(営業距離約2.2キロ)に整備する方針。

 2027年3~9月に跡地での開催を目指している国際園芸博覧会(花博)までの開業を想定しており、7日には新交通「金沢シーサイドライン」の運行実績がある、第三セクターの「横浜シーサイドライン」(SL、同市金沢区)に運行事業者として参画を検討するよう依頼した。

© 株式会社神奈川新聞社