カージナルスがDH第1試合に勝利 86年ぶりの13連勝

【カージナルス8-5カブス】(ダブルヘッダー第1試合・7イニング制)@リグリー・フィールド

カージナルスは3本の2ラン本塁打で5回までに6点を先行すると、6回表には2本のタイムリーで2点を追加。6回裏にリリーフ陣が集中打を浴び、一挙5点を返されたものの、7回裏をクローザーのジオバニー・ガイエゴスが三者凡退に抑え、カブスに8対5で勝利した。この結果、カージナルスはアスレチックス、ヤンキースと並んで今季メジャー最長タイとなる13連勝をマーク。球団記録の14連勝(1935年)まであと1つに迫った。

3回表にポール・ゴールドシュミットの30号2ランで先制したカージナルスは、先発のJ・A・ハップが与四球4と制球に苦しみながらも6つの三振を奪い、4回2安打無失点。5回表にはハップの代打として起用されたホゼ・ロンドンが2号2ラン、タイラー・オニールが30号2ランを放ち、リードを6点に広げた。6回表は二死からトミー・エドマンとゴールドシュミットのタイムリーで2点を追加。6回裏に5点を返されたが、8対5でダブルヘッダー第1試合を制した。

カージナルスが13連勝を記録するのは86年ぶり。ダブルヘッダー第2試合に勝利すれば、1935年にマークした14連勝の球団記録に並ぶ。なお、今季のカージナルスはすでにノーラン・アレナードが33本塁打を放っており、この試合で30号アーチを放ったゴールドシュミット、オニールと合わせて「30本塁打トリオ」が誕生。2004年のアルバート・プーホルス、ジム・エドモンズ、スコット・ローレン以来球団史上2度目となった。

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