26日に中山競馬場で行われたGⅠ天皇賞・秋の前哨戦、GⅡオールカマー(3歳以上、芝外2200メートル)は、1番枠を利して道中ロスなく内ラチ沿いを運んだウインマリリン(牝4・手塚)が“女”のたくましさを見せつけて勝利した。
1番人気に支持されたレイパパレ(牝4・高野)は、2番手で我慢させながらの競馬。直線一旦は先頭に立ったものの、ラスト100メートル過ぎに差され4着。デビューから6連勝でGⅠ(大阪杯)を制したころの圧倒的な走力を見せられずに終わった。
鞍上の川田は「前走より具合も雰囲気も良く、道中我慢してくれました。ただ、早めに動かされた分、ゴール前で苦しくなってしまいました」と話した。