格納式のジグソー&マルノコ作業台を作ってみた

格納式のジグソー&マルノコ作業台を作ってみた

完成写真

レシピの概要

かかった費用

1000円

所用時間

半日

材料

コンパネ(1枚)
1×4材6F(1本)
コーススレッド(適量)
サンドペーパー(1枚)
防腐剤入塗料(適量)

工具

ジグソー
丸ノコ
バンドソー
卓上糸ノコ
グラインダー
サンダー

作り方

STEP1

充電式とコンセント式のジグソーをいくつか持っていて、同じようなのが余っていたので右側のジグソーを友人に譲ることに。(以下、材料の寸法もなるべく記載しておきたいと思います。)

STEP2

ジグソーを収納できるような台を作りたいので、ジグソーの寸法に合わせて材料を切りました。まず、天板用に12mm厚のコンパネを38×9cmで3枚切ります。(ツルツルした面を使いたかったのでこれにしました。)

STEP3

次に土台用に1×4材を26cm×2枚、27cm×2枚に切ります。

STEP4

ここでハーゲンダッツのストロベリーのフタを使います。これ重要ですw。1×4材の中心に幅6cmの線を引き、このフタを当てがって曲線を引きます。

STEP5

写真だと線が薄かったので、画像加工で赤線を引いています。斜線の部分を切り抜く予定です。(斜線部分の最長部はジグソーの刃が出ている長さよりも少し長くします)ちょうど邪魔な節の部分を切り抜くように板を切りました。

STEP6

直線部分のみをバンドソーで切り、(ジグソーや手動or電動の糸ノコでも可能ですが直線からズレたりします。)

STEP7

曲線部分を卓上糸ノコで切りました。適材適所で最適な電動工具を使うと綺麗に加工できます。

STEP8

2枚の板を同じように切り抜きました。この切り抜いた部分をジグソーや丸ノコの刃が通過することになります。

STEP9

土台用の板4枚をそれぞれ直角になるように組んで接着し、ビスを打って固定します。写真のような組み方で、短いほうの板は1.5cm内側にくるようにセットします。(クランプ固定用の溝になります)

STEP10

その上に、最初に切ったコンパネ3枚を並べます。左右に約19~20mm出っ張るようにセットします。1×4の端材をスペーサーとして当てておくとやりやすいです。

STEP11

土台にコンパネをビスで固定しますが、コンパネ上部にビスが出っ張らないように、ボアビットでビスの頭が入るように加工してビスを打つと綺麗にビスがおさまります。

STEP12

真ん中のコンパネは取り外せるようにするためビスで固定していません。途中経過はこうなります。

STEP13

さらに1×4材を9×8cmに切って(2枚)ハーゲンダッツのフタで曲線を描きます。

STEP14

その曲線をカットして、サンディングして整えたら、コンパネ中央の足になります。

STEP15

中央のコンパネにビス留めしたら完成!ちょっと不思議なカタチになりました。

STEP16

これをひっくり返すと、ブレードを付けた状態のジグソーが丁度良くおさまります。コンパネの裏側は防腐剤を塗っておきました。(内側寸法は20×26×9cmくらい)

STEP17

充電式ジグソーを入れてみたら、ブレードを外してギリギリ入りましたが個体差があると思います。丸ノコはケースがあったので作っていません。

STEP18

切断作業時の台としての利用方法は、中央の板を持ち上げると・・・

STEP19

2つに分離でき、それぞれが同じ高さで自立して立ちます。

STEP20

外したほうの台を好きな位置に置いて、ジグソーや丸ノコを中央の窪みにセットして切断作業をすることができます。刃が台に干渉することもありません。

STEP21

クランプをひっかけるスペースを設けて作ったので、クランプでしっかり固定して切断することができます。(わかりやすいように土台の位置にマジックで線を引いておきました。)

STEP22

この台を使うことで、ジグソーでも丸ノコでも安定して切断作業ができるようになりました。作業が終わったらひっくり返してすぐ収納できるので重宝します。

レシピのコツ・ポイント

ジグソーの収納も考える場合は事前にジグソーのサイズと台の内側がどれくらいのスペースになるか計算してスケッチしておくと間違えずに製作できると思います。大きめに作れば収納にも余裕が出ます。

やってみた感想

この台を作ったことで、DIYに興味深々の友人も2倍に喜んでくれたので良かったです。平らな地面に置いて作業する前提の台なので、もう少し高さがほしい場合は土台の寸法を変えると良いと思います。

レシピを書いた人

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