横浜で唯一の市民参加型フルマラソン「横浜マラソン2016」が13日、開催された。
2回目の今年も約2万5千人のランナーがエントリー。フルマラソンの男子は、小山祐太さんが2時間25分14秒(速報値)で2連覇を果たした。神奈川新聞社などで構成する同マラソン組織委員会の主催。
曇天の下、スタート地点の横浜みなとみらい大橋は色とりどりのランナーで埋め尽くされた。潮風を感じながら、歴史をしのばせる赤レンガ倉庫や開港記念会館、横浜DeNAベイスターズの本拠地・横浜スタジアム、異国情緒が漂う横浜中華街、山下公園など横浜の観光名所を巡るコースを駆け抜けた。
横浜南部市場を折り返し地点に、コース後半は起伏の激しい首都高速湾岸線も走破した。
大会を支えたのが約7400人のボランティア。18カ所ある給水所ポイントでの給水や給食のほか、コース監察などに当たった。給水所では地元横浜を中心にした特産品が時間を区切って提供され、ランナーの人気を集めた。
(曇り、気温6・7度、北の風4・3㍍、湿度65%=午前9時現在)