DeNAが1点差逃げ切りで2連勝 山崎は登板3試合連続のセーブ失敗

DeNA・三浦監督

2日連続で僅差のゲームを制した。DeNAが30日、ヤクルト戦(神宮)で7―6と勝利し、2連勝。首位チーム相手にカード勝ち越しを決め、意地を見せた。

前日に続き、この日も点の取り合いの乱打戦となった。序盤で牧の自身初となる2打席連続アーチが飛び出し、同点で迎えた9回には宮崎と知野の適時打で3点の勝ち越しを決めた。ところが最後に突き放したかと思われた直後の9回裏、マウンドに立った山崎がオスナに2ランを被弾するなど一死も奪えないまま交代し、これで登板3試合連続となるセーブ失敗。5番手・三嶋が後続の3人を抑え、何とか火消しに成功したものの終わってみれば1点差の辛勝だった。

ちなみにこの日のナイター前、山崎は昼過ぎから都内で行われた侍ジャパン・稲葉監督の退任会見で花束贈呈役としてサプライズ登場していた。「東京五輪、本当に素晴らしい形で侍ジャパンを金メダルに導いていただいてありがとうございました。こうして稲葉監督に直接お会いできて本当に光栄に思います」とあいさつし、稲葉監督とも固い握手を交わしていただけに、その後のマウンドでも好投したいところだったが、厳しい結果に終わってしまった。

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