まだまだ楽しませてくれそうな木村拓哉主演のマスカレードシリーズ

俳優・木村拓哉が主演した映画「マスカレード・ナイト」が絶好調だ。前作を上回る勢いで興行収入を伸ばしており、続編は必至とみられているが、さらに長期のシリーズ化まで検討されているという。

2019年に木村主演で公開された映画「マスカレード・ホテル」の続編の「マスカレード・ナイト」。公開から7日目で観客動員100万人突破と勢いを見せ、興行収入も前作の約46億円の突破は確実とみられている。これだけのヒット作となれば、さらなる続編にあたる第3作の話が出てくるのも当然だ。

ある映画関係者は「今回の映画のエンディングでは、続編をにおわすような終わり方をしているので、続編は間違いないだろうといわれています。さすがに具体的にいつ撮影、いつ公開とまではいかなくても、キャストやスタッフの頭の中には続編という流れは入っているでしょう」。

さらに3作で終わらないのではとも言われている。ある芸能関係者は「キムタクが自身のラジオ番組でリスナーからの続編はありますか?という質問に、『公開されたばかりなのに』と笑って濁していました。ただ、原作の東野圭吾のマスカレードシリーズが『終わってないんですよね』とも指摘しているんです。しかも終わっていないこともうれしいというような声色もしていた。実際に、ここ数年のキムタクは映画もそうですが、ドラマにしても続編ものに出演している。やっぱり当たったものの続編というのは作り手側は成功が見えますから、提案しやすいし、キムタクもその期待に応えているということでしょう。制作に入っているフジテレビとしてはヒット作のシリーズ化は至上命題。ラジオでのキムタクの発言はその辺の事情も理解したうえでのもので、長期シリーズもあり得るといわれています」。

長澤まさみとのコンビでまだまだ楽しませてくれそうだ。

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