【5日】長崎県内8人コロナ感染 本土病床フェーズ「2」に

新型コロナウイルス感染者の入院状況(4日午後7時現在)

 長崎県などは5日、県内で新たに8人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。県は同日、感染状況の改善に伴い、県本土(長崎、佐世保県北、県央、県南の4医療圏)の病床確保のフェーズを「3」から「2」に引き下げた。県全体の確保病床は229床から115床に減る。
 感染者の内訳は長崎市4、壱岐市2、佐世保市1、松浦市1。長崎市の20代と30代の男女計3人は市内陽性者と接触があり、20代職業非公表の女性は感染経路不明。松浦市の年代職業非公表の男性も感染経路が不明だが、県外移動歴があった。壱岐市の30代男性会社員と20代男性会社員は、県内陽性者の濃厚接触者だった。
 佐世保市は30代女性パート従業員。感染が判明した同居家族の濃厚接触者として検査を受けて陰性となったが、今月4日の再検査で陽性となった。

© 株式会社長崎新聞社