【やまぐち深発見紀行】 No.236「仁保・祈りとともに 修道院の手作りスリッパ」

▲底は厚さ1センチのフェルトを使用

 1979年、仁保に創立した「山口カルメル会 教会の母マリア修道院」。修道生活から生まれたあたたかい手仕事がある。

 仁保中郷にある修道院「山口カルメル会」で約40年前から作られている手作りスリッパは、「暖かく履き心地が良い」と、知る人ぞ知るスリッパだ。

 同会では現在、11人のシスターが祈りを捧げる観想生活を送っている。日々の生活を支える糧として、創立まもなくしてスリッパ作りが始まった。生地選びから縫製まで時間をかけて丁寧に行われ、冬の贈り物としても喜ばれているという。

 道の駅「仁保の郷」やウェブサイト(https://carmelyamaguchi.web.fc2.com/cal_shop.html)などから購入できる。

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