東京五輪の新競技スケートボードの女子パークで金メダルに輝いた四十住(よそずみ)さくら選手(19)を講師に招いたワークショップ「ローカルヒーローツアー」が9日、神奈川県藤沢市の鵠沼海浜公園スケートパークで行われた。参加した子どもたちはメダリストのアドバイスで技術を磨き、競技の楽しさを改めて体感した。
ワークショップが行われたのは、高低差約3メートルと国際大会も可能なパーク専用のコース。7~13歳の小中学生36人が参加し、神奈川や関東近県のほか、三重県や兵庫県から駆け付けた参加者もいた。
四十住選手はトリック(技)に挑戦する子どもたちに「もっと後ろ体重」「もっとまっすぐ入って」と大声でアドバイス。トリックが決まったり、失敗しても難しいトリックに挑戦したりすると、拍手を送って激励した。終始笑顔の四十住選手に、子どもたちも笑顔で話し掛けたり、アドバイスを求めたりしていた。