【聞かせて】 No.731「蔵重 昭子さん・国際ソロプチミスト山口会長」

 1974年に県内2番目に認証され、2021年で48年目を迎えた国際ソロプチミスト山口の会長に7月1日就任した。「女性と女児の生活向上に資することを目的とし、2024年に迎える認証50周年に向けて尽力したい」と意気込む。

 同会へは2000年に入会。「奉仕活動に心を向けてみては、と先輩に優しく諭されたことがきっかけ」と振り返る。同じ奉仕の志を持つ異業種の会員が、例会の際に行う持ち回りの“ミニスピーチ”が楽しみで、山口ユネスコ協会の絵画展協力や子育て支援、DV被害者の自立支援などの活動を通して「ありがとうと感謝されることは嬉しく、やりがいを感じる」と、魅力を話す。

 持ち前の明るさに加え「困っている人は放っておけない」性格で、さまざまな悩みや相談事にも日々寄り添う。

       

【プロフィル】1945年、吉敷毛利の菩提寺玄済寺(山口市吉敷)に四姉妹の長女として生まれる。山口中央高、鶴見大卒。住職の夫を支える傍ら、吉敷地域の沿道を「よしき軽井沢通り」と名づけて活性化させるイベントも開催。長男は曹洞宗大本山総持寺の役寮。

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