完全王者を目指していたDDTの竹下幸之介(26)が、まさかの敗戦でタッグ王座から転落した。
KO―D無差別級&KO―Dタッグの2冠王者・竹下は12日の後楽園大会で相棒の勝俣瞬馬と組みHARASHIMA、吉村直巳組を迎えてV3戦に臨んだ。2冠王者としてシングルリーグ戦「D王 GRAND PRIX 2021 Ⅱ」(11月3日、大田区で開幕)も全勝優勝することで「完全王者」になることをブチ上げていた竹下は、勝俣と共に挑戦者組に攻め込む。
だが、挑戦者・吉村の爆発的な突進力に苦戦。さらに終盤には勝俣の蹴りが竹下に誤爆してしまう一幕も…。それでも両軍簡単には譲らず熱戦となったが、最後は王者組2人ともHARASHIMAの蒼馬刀を受けた上、勝俣が吉村のラリアート、パワーボムを食らって3カウントを聞いた。
まさかの敗戦にガックリ肩を落とす竹下は「また頑張ろう」と勝俣に声をかける。そしてD王GPで同じブロックのHARASHIMAから「ガッツリやりましょう」と宣戦布告されると「今日の借りは、D王GPで返させてもらいます」。ベルト1本となった竹下の逆襲に注目だ。