新しい未来のテレビ「ABEMA（アベマ）」が、「ABEMA NEWSチャンネル」にて、ニュース番組『ABEMA Prime』を平日夜9時より毎日生放送している。
■アンジャッシュ渡部建のSNS乗っ取り被害をカンニング竹山が分析「携帯を変えてからSNSはログインしていないと思う」
芸能人は標的にされやすい？パックン「ファンの人が知っている情報をパスワードにすると危ない」
2021年10月11日（月）の放送では、お笑いコンビ・アンジャッシュの渡部建がInstagramに不正ログインされた騒動について伝えた。番組MCでお笑い芸人のカンニング竹山は「完全に乗っ取りだと思う。渡部くんは昔の携帯から新しい携帯へ変えていますから。新しい番号はそんなに人に教えていないし、SNSにログインはしていないと思う」とコメントした。
ITジャーナリストの三上洋氏は「芸能人のアカウントはフォロワーが多く、詐欺師にとって利用価値が高いので乗っ取りの標的にされやすい」と解説。その一方で、「渡部さんを狙ったにしては投稿の内容が雑なので、渡部さん個人を狙ったわけではないだろう。無差別な攻撃でたまたま渡部さんのアカウントがヒットしたのでは？」と見解を述べました。これを受けてお笑い芸人のパックンは「僕のパスワードは全部『マックン』にしているから不正ログインをされないと思う」と笑いを誘った上で、「芸能人は個人情報をいっぱい露出している。子どもの名前とか、誕生日とか、出身地とか。そういうものをパスワードにしてしまうと危ない」と警鐘を鳴らした。
また、不正ログイン対策として三上氏から「パスワードを使いまわさない」「二段階認証の設定」などがあげられる中、パックンは渡部の乗っ取り被害に対して「1年半くらいアカウントを使っていないということは、二段階認証が流行る前にInstagramの利用を止めたんだと思う。いわゆる“ゴーストアカウント”のような、最近使われてないアカウントがねらい目かもしれない」と推測した。竹山は「偶然乗っ取られたとしたら、芸人としてちょっとおいしいかも？」と、芸人らしくオチをつけた。
**■苦境に立つ露天商の現状にカンニング竹山がエール **
竹山「場を盛り上げるという意味では露店もエンタメも同じ。文化を大事にしないと」
また、番組の後半では、新型コロナウイルスの影響でお祭りや大型イベントが中止になり、苦境に立たされている露天商の現状を特集した。
固定の店舗を構えていないため、行政から協力金などの支援が少ない現状について、カンニング竹山は「なぜ露天商の方にだけお金が支払われないのかすごく不思議。エンタメの世界では、舞台を開催する場合でも補償をしてもらえる仕組みがある。祭りを盛り上げているという意味合いでは露店もエンタメと一緒だと思う。露店の雰囲気があって更に祭りが楽しいわけだから。エンタメが良くて露天商がダメだって区分けしている意味がわからない」と自身の意見を語った。
関西を拠点に全国で露店を出店しているようすけ氏に現状を伺った上で、パックンは「固定費がどれくらい？」と質問すると、ようすけ氏は「材料をしまっておく冷凍庫、トラックの維持費、それを置いておく倉庫の費用などを考えたら、店舗を構えている飲食店と同じくらいかかっていると思う。この1年半ぐらいは、『何でもします』っていう気持ちでほかの業種で働いていた」と厳しい状況を語った。
また、ようすけ氏は「露店がなくなって欲しくないけれど、今の状況は誰のせいでもない。コロナウイルスのせいでこうなっているわけで。だから、コロナウイルスがなくなったとか、特効薬ができたって時はまた露店ができるようにしたい」と切実な胸中を吐露すると、パックンは「露店はアメリカにはない。この文化がなくなったら、僕の好きな日本がちょっとつまらなくなると思いますよ」と話し、竹山も「露店がなくなり、何百年も守ってきたお祭りの文化が変わってしまうと終わりですよ、この国は。露店という文化は大事にしないといけない」と自身もアルバイトをしていたことがあるという露店への思いを強く語った。本放送の様子は、現在も「ABEMA」にて見逃し配信中。
■『ABEMA Prime』 放送概要
放送日時 ：毎週月～金曜 夜9時～夜11時 ※生放送
放送チャンネル：ABEMA NEWSチャンネル
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