田村淳、今後Twitterで政治的なアンケートを取らない!「話し合いの場を作りたかっただけなんですけど…」

16日放送の『ロンドンブーツ1号2号 田村淳のNewsCLUB』(文化放送)で、お笑いコンビ・ロンドンブーツ1号2号の田村淳が、今後Twitterで政治的なアンケートを取らないと明かした。

番組では、冒頭のトークで9日に淳が自身のTwitterで行った「あなたは選択的夫婦別姓に 賛成ですか? 反対ですか?」というアンケートについての話題を扱った。

アンケート結果は「賛成」35.9%、「反対」52.1%、そして「わからない」12%という形だったが、一部のアンケート回答者の言葉が「荒かった」ことについて砂山圭大郎アナウンサーが触れると、淳は「両方ですけどね、右翼思想の強い方、左翼思想の強い方も、両方言葉が悪いです。極めれば極めるほど」と答え、「そんなに言葉を荒げて議論しなきゃいけないぐらい、みんなの関心事なんだなと私は捉えましたけど…最終的には」と感想を語った。

なお淳は、今回のアンケートでは選択的夫婦別姓に賛成の立場を取っていたため、反対派からの罵詈雑言が多かったそうで「僕が賛成だということは、個人の思いなので。誰彼から強要されるもんでもないと思うんですね。僕はこう思いますという意見なので。だけどやっぱりアンケート取ると『お前は自分の思った通りの方向にみんなを誘導させたいからそんなアンケート取ってるんだろう!』が始まるんで」と暴言が目立ったと明かした。

また淳は、自身が行ってきたアンケートの傾向に関して「『たけのこ里』と『きのこの山』ってどっちが好きですかってアンケート取るじゃないですか? そうすると僕のTwitterのアンケートで、60パー(%)『たけのこの里』、40パー『きのこの山』って出たら、1時間たっても24時間たっても48時間たってもずっと同じなんです、データが。でもこいう政治的なアンケートを取ると。あの(笑)、最初出てきた数字が3時間経つと、もう逆転してるんです」と結果が激変することがあると説明した。先月、自民党総裁選に際して淳が行ったアンケートのときも同様のことが起きたということで、砂山アナは「総裁選のときもそうでしたもんね」と返した。

淳は「後から『おい、なんか淳がアンケートやってるぞ! おい、みんな集まれ!!』ってガーってこう始まるから」と後から組織的にやってきた人がアンケート結果の変動に大きく関わっていると推測し、「それが悪いと言っている訳ではなく、ひとつ気づきましたっていう。だからもう私は、政治的な案件をTwitterで取らないということにしました」と、今後Twitterでは政治的なアンケートをしないと語った。

アンケートをネタに罵詈雑言が飛んでくる状態を淳は望んでいなかったようで、「だからた『けのこの里、きのこの山どっちが好き?』みたいなアンケートを取りますけど、『選択的夫婦別姓制度、賛成? 反対?』みたいなの、もう怖いもんね(笑)。『賛成の人も、反対の人もそれぞれ意見を言い合いましょうよ』みたいな場を作りたかっただけなんですけど」と明かしたのだった。

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