〈上越市長選〉2度目挑戦へ気勢 「オール上越」強く訴え 中川幹太氏総決起集会

 上越市長選(24日告示、31日投開票)への出馬を表明している元市議で新人の中川幹太氏(46)の総決起集会が16日、同市西城町3のデュオ・セレッソで開かれた。支持者ら約250人が集まり、2度目の市長選挑戦に向け気勢を上げた

支持者らとガンバローコールで気勢を上げる中川氏(中央右)

 中川氏は、地域分権など自身の掲げる政策公約を説明しながら、「私1人の力では、市政は運営できない。市民の力を合わせることで、政策が成し遂げられると思う」と〝オール上越〟の重要性を強調。「これからオール上越で向かっていくためにも、ここ(同市長選)で勝たなければいけない」と強く訴え、あらためて協力を求めた。

 集会では、市長選と同じく31日投開票の衆院選への立候補を予定している立憲民主党新人の梅谷守氏、中川氏と政策協定を結んだ元市長で現市議の宮越馨氏(80)が応援弁士を務めた他、衆院選に新潟5区から出馬予定の元知事・米山隆一氏らからの応援メッセージを紹介した。

 梅谷氏は「(中川氏は)誰よりもこの上越市内を一軒一軒歩いて回り、多くの声を寄せていただいてきた」「世代交代、若い力に期待する声が高まっているのではと感じている」と背中を押した。

 宮越氏は、自身が今回の市長選への出馬を模索しながら断念した経緯に触れた上で「若い政治家を育てながら、自分の夢を託そうと考えたら(適任が)身近にいた。(次の市長は)中川幹太さんしかいない」と太鼓判を押した。

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