日本酒堪能 女性ら交流 佐渡市の北雪酒造 社長招きトークも 糸魚川市

 日本酒をきっかけにまちや人との出会い、交流を図る女性向けイベントが15日夜、糸魚川市大町2の駅北広場キターレで開かれた。

 キターレ指定管理者のまちづくり会社「BASE968」の主催事業で、今年1月に続く第2弾。前回の糸魚川の地酒に続き、今回は佐渡市の「北雪酒造」の日本酒を取り上げ、同社6代目・羽豆大社長(33)をゲストトークに迎えた。

糸魚川の街中でお酒や料理を楽しみながら交流を広げた女性参加者

 同社の商品を取り扱う同市横町1の糀屋山澤商店の山澤五月さんが、同社と一緒に「女性に飲んでほしい日本酒」として5種類を選んでそろえた。料理は、上越市で料理教室を主宰する「Studio Anello」代表・土肥麻希子さんが担当し、地場の旬の素材を組み合わせたり、同社の酒を用いたりして仕上げた。

 少人数に限り、市内から女性10人が参加。5種類それぞれのお酒と創作料理を堪能し、ほろ酔い加減で酒造りの技術や風味の特徴、ボトルのこだわりなどの羽豆社長の話に耳を傾けた。

 羽豆社長は「酒の会は(コロナ禍で)1年半ぶり。糸魚川では初めて。地元で飲み親しんだ味とはまた違っていい刺激になり、日本酒の良さを知っていただけたら」と話した。参加した40歳女性は「お酒のおしゃれな飲み方が楽しめた。またこういうイベントに来たい」と喜んだ。

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