朝鮮労働党のルーツは「抗日」青年組織 結成記念日には平壌市内で舞踏会

朝鮮労働党のルーツといわれる組織は、「抗日」を旗印に結成された。

打倒帝国主義同盟。略称は「打倒(타도)」の文字をとって「トゥ・ドゥ(ㅌ.ㄷ)」という。朝鮮建国の父で、金正恩総書記の祖父である金日成主席によって結成された青年組織だ。

「トゥ・ドゥ(ㅌ.ㄷ)」結成90周年を記念して発行された切手(C)朝鮮新報

10代の頃、金日成主席は朝鮮革命の道を探求していた。そして志を同じくする青年たちとともに組織の名称と性格、闘争綱領、活動規範に関する問題を討議し、1926年10月17日、新世代の青年共産主義者が結集する革命の前衛組織「トゥ・ドゥ」を結成した。今年は「トゥ・ドゥ(ㅌ.ㄷ)」結成95周年に当たる。

「トゥ・ドゥ」は当時、朝鮮を植民地とした日本帝国主義を打倒し、朝鮮の解放と独立を成し遂げ、社会主義を建設することを目的にした。

「トゥ・ドゥ」の結成は、朝鮮革命の新たな出発を告げる歴史的な宣言であり、その歴史は今日の朝鮮労働党によって継承されているとされている。

朝鮮では毎年、「トゥ・ドゥ」結成日に、記念行事が行われる。

「トゥ・ドゥ」結成95周年を記念して舞踏会が開かれた。(朝鮮中央通信=朝鮮通信)

15日には青年芸能宣伝隊による公演「高く掲げ『トゥ・ドゥ』の旗」が行われた。

17日には平壌市内の広場で青年たちの舞踏会が開かれた。

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