公文書隠ぺいも体質改める意識見えない 枝野氏

 立憲民主党の枝野幸男代表は20日、遊説先の仙台市で記者団に応じ、激戦区・広島3区の応援で、選挙の争点に関して「政治とカネそのものというより、やはり説明をしない、そして、隠す、ごまかす、公文書まで隠ぺいしてきた。この体質を改めようという意識が全く岸田(文雄自民党総裁、総理)さんから見えないことが、この選挙の争点だと思っております」と語った。

 枝野氏は「しっかりとした再調査であるとか、関連文書をしっかり公開するとか、こうした、本来あたり前のことをしっかりとやる気があるのかどうか。それが特に、いま政権を持っている岸田さんの側には問われる。そういうことだと思っています」と述べた。

 広島3区には届け出順に、無所属新人の大山宏候補(73歳)、N党新人の矢島秀平候補(29歳)、公明党前職の斉藤鉄夫候補(69歳)、無所属新人の玉田憲勲候補(64歳)、立憲民主党新人のライアン真由美候補(58歳)、日本維新の会新人の瀬木寛親候補(57歳)の6人が立候補。公明・立憲に維新が絡む三つ巴の色合いを濃くしている。投開票は31日。(編集担当:森高龍二)

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