清原果耶から上白石萌音に朝ドラヒロインがバトンタッチ! 「萌音ちゃんにバトンを渡せてうれしい」「果耶が心の支えでした」

10月30日に最終回を迎える、NHK連続テレビ小説「おかえりモネ」(月~土曜午前8:00ほか)でヒロインを務める清原果耶と、11月1日スタートの次作「カムカムエヴリバディ」(月~土曜午前8:00ほか)の初代ヒロイン・上白石萌音によるバトンタッチセレモニーが行われた。

「おかえりモネ」で、主人公・永浦百音を演じた清原は「(上白石)萌音ちゃんは、私がヒロインに決まった時も連絡をくれたり、撮影期間中も気にかけてくれたりして、ずっと大好きで尊敬している方なので、こうしてバトンを渡せてうれしいです。次の『カムカムエヴリバディ』の放送、楽しみにしています!」とメッセージをおくり、最終週の放送に向け、「いよいよ最終週です。気仙沼の家族や幼なじみ、気仙沼の人たちと重ねる尊い奇跡のような日々が繊細に描かれています。愛を込めて作った大切な作品ですので、皆さんの心にぜひ残るものがあればうれしいです。最後までモネたちのことを見届けていただけたらと思います」とメッセージを寄せる。

続いて、「カムカムエヴリバディ」で、初代ヒロイン・橘安子役を務める上白石は「同じ時期に“朝ドラ”をそれぞれ頑張っていたことがすごくうれしくて、お互いに優しい言葉をかけ合ったり、精がつく食べ物を贈り合ったりしていて本当に心の支えでした。こうして(清原)果耶からバトンをもらえてとても幸せです。撮影、本当にお疲れさまでした」と清原をねぎらい、ドラマの見どころについては「すごく温かい人間の愛やつながりが描かれていますので、少しでも穏やかな気持ちになっていただけたらと思います。そして、ヒロインが3人いる分、物語は3倍速で進んでいきます。ぜひ毎日見逃さずに見ていただけるとうれしいです」とアピールしている。

さらに、恒例のプレゼント交換も実施。清原は上白石に「手作りのインディゴのストール」をプレゼント。百音が生まれ育った「海の町」宮城県・気仙沼。気仙沼で女性が生き生きと働ける職場を作ろうと考えた女性たちが、赤ちゃんから大人まで、どんな人にも安心して使ってもらいたい、という思いを込めて、手染めで仕上げているインディゴのストール。世界に向けて開かれた港町・気仙沼の優しさが詰まったストールで、ラジオ英語講座を軸に3世代の女性の人生を描く「カムカムエヴリバディ」の始まりを応援している。受け取った上白石は「すごくきれいな深い青で手触りも柔らかく、『おかえりモネ』のタイトルバックを彷彿(ほうふつ)とさせる、とてもすてきな生地です。なんだか(清原)果耶そのものって感じがします。大事にします。ありがとうございます」と感謝を述べる。

そして、上白石は清原に「御菓子司『たちばな』の特製紅白まんじゅう」を贈呈。甘いあんこの香りが漂う御菓子司「たちばな」で生まれる安子。その後、激動の人生を歩むことになる安子だが、その傍らにはいつも大好きな和菓子があった。物語の中に「甘くておいしいお菓子を怖い顔して食べる人はいない。怒っていても、くたびれていても、悩んでいても、自然と明るい顔になる」という言葉が登場。その言葉通り、和菓子はいつも安子の気持ちを奮い立たせてくれる大切な存在。その和菓子の力を清原にも感じてもらいたいと「たちばな」特製の紅白まんじゅうを贈った。

「『カムカムエヴリバディ』と『おかえりモネ』のロゴが並ぶととってもかわいいです」と笑顔を見せる清原は「とてもすてきなおまんじゅうなので、食べてしまうのがもったいないですが、みんなでおいしく食べたいと思います。ありがとうございます」と喜んだ。

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